お父さん、お母さんにとって私はどんな娘だったかな?

お父さん、お母さんへ

昭和60年7月15日、私は産まれました。
それからもう30年の月日がたちましたね。
そして無事に今日という日を迎える事ができました。
本当にありがとう。

今までの30年間を振り返ってみると
本当に色んな事があったね。
お父さん、お母さんにとって私はどんな娘だったかな?

4人兄弟の一人娘。
弟3人、私一人女ということもあり
時々寂しく思うこともあったけど、今思えば一人娘だったから、
娘として愛情を独り占めできたんだよね。幸せに思います。
その分、たくさん甘えたね。

お父さん
小さい頃色んな所に連れて行ってくれてありがとう。
海、山、川、キャンプ、バーベキュー、スキー、海外、、、
色んな経験をさせてくれたね。
たくさんの思い出を作ってくれたね。

昔のアルバムにはたくさんの笑顔。
兄弟4人の笑顔をみるとすごく心があったかくなります。
このアルバムの中の写真はどれもかけがえのない思い出です。

私はすごく手のかかる子だったね。
就職しても、寮まで送り迎えたくさんしてもらったね。
休みの日、一人で寮にいるのは寂しくて、休みのたび、家に帰ってたね。
お父さんが、仕事にいく時、いつもより早起きして寮まで送ってくれたこと、今では懐かしく思います。
運転できるようになるまでの約4年間、お父さんには甘えっぱなしでした。

お母さん
お母さんとは、たくさん話をしたね。
私にとって何でも話せる存在、とても大きな存在。
お母さんとは、近すぎて時にはけんかする事もあったね。
でも時間がたてば、また元通り。
何でも言い合えて、信頼関係があって、やっぱり親子だよね。

お母さんの働く姿を見て、私も看護師になったね。
お母さんが看護師じゃなかったら、きっと私は別の道を歩んでいたね。
私の道しるべになってくれてありがとう。

昔の私は、人見知りで内向的で、家にいることが多かったね。
でも成長し、色んな人との出会いを経験し、私は少しずつ変わっていったね。
その第一歩は、お母さんが習わせてくれたピアノがあったからだよね。
私にとってピアノがあったから、強くなれた部分、たくさんあったよ。
ありがとう。

楽しいこともたくさんあったけど、色々大変な事、家族がバラバラになりそうな事、本当に色んなことがあったね。
でも、何があっても家族は家族。
何よりも家族みんなで過ごす時間が 私は大好きでした。
そう思える、家庭で育つことができ幸せでした。

お父さん、お母さんの娘に生まれて幸せでした。
お父さん、お母さん、大好きです。

最後に、
なかなか照れくさくて言えなかったけど、30年間、たくさんの愛情で育ててくれて、本当にありがとう。