他の人とは違った贈物!手作り製本

手作り製本にチャレンジしたい方も必見です

こんにちは。昨日の続編レターブックのホームページだけでは解からない細かいところの紹介と、手作りで本を作ってみたい方も少し参考になるかもしれません。
前回は最初のページの所まででしたが、今回は印刷用紙の選び方と写真編集方法まで。

通常本の場合は活字もしくはイラストだけが多いので普通のマット用紙程度のものが使用されておりますが
レターブックの場合は文字はもちろんですが、写真も同時に印刷しています。
そのためできる限り写真の艶を残しながら綺麗に印刷できる用紙を選んでおります。
その使用用紙は光沢を抑えた半光沢、用紙の厚さも0.18mm程度の薄手、本の場合両面印刷していますので両面印刷できるものなど、この用紙に決定するまで数多くのサンプル紙で印刷いたしました。
あまり薄いと裏写りがあったり厚みがあるとページの開き具合が今ひとつなじめないなど。そして現在使用している用紙が上記の条件をクリアした用紙になります。

用紙の紙目を見る

又、手作り製本をしてみようかなと思われる方は、紙の流れ目(T目・Y目)に注意して選んでくださいね。
コレを間違うと本を開くときに綺麗に開かないとか変に上下に紙が丸まったりしてしまいます。簡単に紙目を見分けるには、紙の両端を持って持ち上げるとわかります。持ったどちらかが多く垂れ下がります。その方向に折り曲げるか綴じてください。

写真の編集をしていきます

次に印刷ですが、その前にスキャナーがある方は写真をデータにしていきます。無い方はカメラやさんとかでデータに落としてください。
古い写真には日付が入っていたり色あせが少しあったり一部分破けたりしたものもあります。日付は有ってもかまわないと言う方もありますが、印刷したときに写真がすっきりします。

日付の消し方はフォトショップなどのソフトを使います。無い方はフリーのソフトもありますので自己責任の上ダウンロードしてお使いください。中には市販されているものと同等なソフトもありますので口コミなどを参考にして下さい。

日付消しには、日付の部分を切り取る方法と、日付だけ編集する方法があります。切り取りは簡単ですがその箇所を切り取りたく無い場合も有りますよね。
そのときは日付の部分だけ編集いたします。

編集方法は、その箇所の背景部分をコピーして貼り付け自然に編集していく方法です。かなりの回数この作業を丁寧に繰り返します。チョット失敗しても元に戻せますので大丈夫です。念のために元の写真をコピーしておくと安心です。
この編集方法は写真が少し破れている場合も同様に編集できますので一度お試しください。綺麗に自然に出来るまで少し練習が必要です。特に手足の肌色の部分とかは少し面倒です。かなり編集経験が無いと不自然に見えます。どうしても出来ない場合は割り切って切り取り編集をされたほうが無難なこともあります。

次回に続きます。

オリジナル手作り製本