結婚式の招待状の作り方

結婚式の招待状の作り方

招待状はご招待する方の予定や人数を確定させるために必ず必要となります。

招待客のリストアップ

まずは招待客のリストアップをしなければなりません。
リストアップの方法は「親戚」「恩師」「職場の同僚・先輩・上司」「友人」などで絞っていきます。
そして招待客を決める際は両家のバランスを考えることも大切です。
またどちらかが遠方の場合など、やむえず人数に差が出る場合もあります。その場合はテーブル席次表などは友人などで調整していきましょう。
そして招待客のリストアップは二人で十分に話し合って決めましょう。

招待状の投函

結婚式の日取りが決まり、ゲストのリストアップが出来れば、一般的には式の2ヵ月~3ヶ月前までには招待状を送付します。
早すぎるとゲストの予定が決まってなく、また遅すぎるとすでに予定が入っていることがあります。
また招待状の投函日も出来れば「大安」または「友引」などの日柄の良い日に投函しましょう。(今はあまり気にすることもありませんが)

出決の返信ハガキの期限は結婚式から1ヶ月前くらいの「大安」または「友引」など縁起の良い日を選びたいですね。
また1ヶ月前までに返信ハガキが返ってこない場合もあり、そのため席次表や席札の注文が出来ないなど今後のスケジュールに遅れが生じてきますので出来るだけ少し余裕を持って投函していくことも必要です。

招待状の文例

文面はどのように書けばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
招待状には出す時期や渡し方のマナーがあります。
招待状を送る際になくてはならないのが「本状」です。

(時候のあいさつ)
謹啓 早春の候
皆様におかれましては
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます

(媒酌人をたてる場合)
このたび私たちは ○○○○様ご夫妻のご媒酌により
結婚式を挙げることになりました

(媒酌人をたてない場合)
かねて婚約中の私たちは
このたび結婚式を挙げ
新しい第一歩を踏み出すことになりました

(結婚式・披露宴への招待文)
つきましては 皆様により一層のご指導を賜りたく
ささやかではございますが 披露宴を催したく存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席をお願いいたしたく ご案内申し上げます

敬白
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)


日時 2019年5月20日(月)午後1時開宴
(開宴30分前までにお越しください)
場所 ○○ホテル 3階 松の間

(出欠連絡の締め切り日)
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます

●返信ハガキは受取人の住所氏名を記入をし、切手を貼付けた状態で同梱します。(切手は慶事用の図柄もあります)
●挨拶文には句読点をつけてはいけません。
句読点をつけることで「切れる」「終わる」という意味合いになることからだそうです。気をつけましょう。
●遠方の方々のためにもホテルまでの地図など入れておきましょう。(最寄駅から何分など)

文面は色々なパターンがあります。
媒酌人あり無し、結婚式のスタイル、挙式あり無し、などによっても文言が変わってきますのでご自分達の挙式スタイルによって変えていきましょう。

招待状の文面が出来上がれば次は招待状の製作です。
印刷、デザインなど様々なものが出ていますが、製作は業者に任せますか、それとも手作りですか。
次回は招待状の作り方です。