両親への手紙は感謝の言葉から

両親への感謝の気持ちから書き出しましょう

お父さん お母さんへ
1990年10月16日 お父さんとお母さんの元に私は生まれました。
この日から29年間、大切に育ててくれてありがとう。

両親との具体的なエピソードを入れるなどして、構成を展開していきます

10月16日はお母さんと同じ誕生日で、お母さんはいつも「私の生まれ変わりよ」と
言ってピアノや絵画、お習字、水泳など、多くの事を学ばせてくれましたが、お母さんが私に託した一番の夢は
♪ピアニストにさせたい♪という夢でしたね。

今だから言える感謝したいことや謝りたいこと

暑い日も寒い日もレッスンに通い、親子で1つの夢に向かう為に、努力を惜しまず頑張ってきたことは、私の人生で大切な時間となりました。
遊びを惜しんで練習をしていた小中学校の頃は、ピアノの楽しさが分からず、練習をしなかったり反抗的な態度をとったりと、困らせた事も沢山ありましたね。
でも、どんな状況でもお母さんは「辞めよう。」とは言わず、私と真正面から向き合ってくれました。

音高の入試に合格した時に、お母さんと一緒に分ち合った喜びは、忘れることの出来ない一生の思い出です。
ピアニストにはなれなかったけれど、ピアノを通して築いた親子の絆は、かけがえのないものとなりました。

尊敬できるところ、好きなところ

そしてお父さんとの思い出も沢山あります。
小さい時は、たこ揚げや自転車を教えてくれたり、毎年ひな祭りには大きな雛壇を組み立ててお祝いをしてくれたことが、とても印象に残っています。

そして、どんなに遅い時間でも毎日駅まで迎えに来てくれて、車に乗れない日は、歩いてバス停に迎えに来てくれました。
お昼のランチのこと、会社でのこと等・・・。1日あった出来事を話したり、たまにはアイスクリームを買いに行ったりもしましたね。
少しの時間でしたが、お父さんとの貴重な時間が持てることを、日々嬉しく思っていました。

アルバムを見ると家族で過ごした様々な思い出が蘇ってきて、今日まで沢山の愛情で、何不自由なく育ててくれたことに、涙が止まらなくなりました。

結婚するにあたっての心境、結婚生活への抱負喜びを伝えます

大好きなお父さんとお母さんの元を巣立つのは寂しいけれど、今日、私はお嫁にいきます。
心から信頼の出来る生涯のパートナーにめぐり会い、両家が良いご縁となり結ばれたことは人生で最高の喜びです。
今まで親孝行は出来なかったけれど、二人で仲良く、太陽のように明るく温かい家庭を築いて行く事が、これから私に出来る親孝行だと思っています。

最後にもう一度今までの感謝を伝える

結婚という人生の大切な瞬間を迎えた今、29年前にお父さん、お母さんの子供としてこの世に生まれてきた事に感謝します。本当にありがとう。
これからは、二人の人生を末永く大切にして、長生きして下さい。

 

両親への手紙の時間は、大体3分前後。文章量の目安は1000文字前後の文量にしておくのがちょうど良いでしょう。
長すぎても、ゲストが退屈してしまいます。どうしても長くなりそうな場合はバックに思い出の写真のスライドを流したりチョットした演出も効果的です。