お父さん、お母さんへの手紙-新婦の手紙

お父さんお母さんへ書いた手紙

28年間、本当にありがとう。
なかなか言葉で表せないから、この本で私の気持ちを贈ります。

誕生

1986年3月1日 午後13時8分。
28年前も産まれた時は雪が降ってたんだよね。
今年の3月1日も雪が降って寒かったね。

産まれた時のエピソードは、
お父さんとお母さんが一番よくわかってるもんね。
産まれた時から、たくさん心配かけちゃったね。
でも小さく産まれても、
大きな病気をすることもなくここまで成長することができました。
本当にありがとう。

お父さんとの思い出

お父さん。
小さい時の写真を見ると、この頃はお父さんによく似てるよね。
いろんな所に遊びに連れてってくれたよね。
今でも覚えてるのは、
学校から帰った時にリビングの机の上に置いてあった連絡帳。
文章と最後にお父さんの似顔絵が書いてあって、
あまりにもその似顔絵が似てるから、
いつも学校から帰ってきて連絡帳を読むのが楽しみだったよ。
覚えてるかな?

お父さんとは私が年頃になるにつれて、
話さなくなって寂しい思いをさせたこともあったよね。
社会人になって一人暮らしを始めて、
今も電話や直接会ってもお互いに照れてあんまり話をしなかったりするけど、
お母さんからいつもお父さんが私のことを心配してることを聞いてたよ。
これからは、もっと話をしようね。

仕事あんまり無理しないで、体に気を付けてね。
春に結婚式をして、花粉症で困らせちゃってごめんね。
今日、お父さんと並んで歩いたけど、何年ぶりかな?

お母さんとの思い出

お母さん。
お母さんにはよく怒られたよね。
私が素直に謝らなかったから余計に怒られたり…。
怒るとすごくこわいけど、一人っ子の私には
お母さんは一緒にランチや買い物をしたりする仲がいい友達のような存在だよ。
私もいつの間にか韓国が好きになって、今では共通の趣味があるね。
また韓国ドラマ観たり、韓国に旅行しようね。

おばあちゃんは、お母さんのことを体が弱いってよく言ってたけど、
私には全然そんな印象はなくて。
私が保育園の時からずっと仕事を続けてて、
私も社会人になって仕事の大変さがわかったけど、
私の結婚式が終わったらまた仕事をするって言ってたのを聞いて、
お母さんの行動力にはびっくりしたよ。

お母さんもくれぐれも体には気を付けてね。
結婚が決まって、結婚式の準備にいつも付き合ってくれて本当にありがとう。
お母さんは私の理想の女性です。

これからの抱負と感謝

私を大変な思いをして産んでくれて、
たくさんの愛情を注いでくれてありがとう。
私はこれから尭志さんと新しい家庭を築いていきます。
幸せになるね。見守っててください。
ありがとう。そしてこれからもよろしくね。

 

ぜひ手紙のサンプルを参考にしていただき、ご両親をお渡しください。