結婚式のブーケ花束は手作りドライフラワーで

結婚式の披露宴の締めといえば、両親へ感謝の気持ちを伝える大切なセレモニーですね。
「新婦の手紙」からの「ご両親へ花束・記念品の贈呈」となります。
その中の、ご両親へ花束は綺麗で華やかです。
ただ生花の花束は「枯れてしまう」「県外から来ている両親が持って帰れない」などのデメリットもあります。
出来れば結婚式には「ご両親へ形に残る記念品を贈りたい」という方も多いですよね。

そこで今回はドライフラワーの簡単な作り方を選んでみました。

シリカゲルを使った作り方

花の大きさに応じたタッパ、ビンなどに1cmほどシリカゲルを敷き詰め、その中にお花を並べていきます。
出来上がりは1週間ほど。自然乾燥とは違って、発色も良く綺麗にドライフラワーに出来ます。手軽で簡単ですよね。
このシリカゲルを使うと、多くの場合、ただ吊るしておくよりも短い時間で綺麗なドライフラワーが完成します。

青いシリカゲルは、湿気を含むとピンク色に変わります。
湿気を含んだら、フライパンなどで、弱火で空炒り、あるいは電子レンジで乾燥させると青色に戻り、再利用できます。

シリカゲルとは、お菓子の袋などに入っている小さくビーズのように透明でツブツブした乾燥剤です。
ホームセンターなどでも1k 1000円前後で購入できます。

吊り下げドライフラワーの作り方

まずは花の茎の部分を輪ゴムかリボンなどで縛ります。
この時、まとめて束ねるのではなく、1~2本ずつに輪ゴムかリボンで縛るのがポイント。
乾燥してくると、少し花のサイズが縮みますので、時々確認してください。(緩んで落ちてしまいます)

干す場合は逆さまにして干します。
この時の干す場所は今の12月でしたら暖房の風が当たりやすい場所(加湿器のある部屋はNG)か
風通しの良い直射日光の当たらない場所に吊るすのがポイントです。
クリーニング屋さんの細い針金のハンガーなどにS字フックなどを使っても簡単に出来ます。

1週間~2週間、乾燥するのを待つ(梅雨等の湿気の多い時期は乾燥するまで時間がかかります)
花や葉が密着していると乾燥時間がかかりますので、不要な部分は出来るだけカットしましょう。
乾燥したら、不要な部分の葉をカットし、お好みでリボンやカラーの紐などを巻いて完成です。

出来上がったドライフラワーを花束に束ねて仕上げにドライフラワー用の型崩れ防止用のスプレーをかけて飾ればいつまでも綺麗に飾ることが出来ます。
フラワーアレンジ用 型崩れ防止スプレーは1000円前後で販売しています。

自然乾燥、シリカゲルの他にも、電子レンジを使ったりする方法がありますので色々見てくださいね。ドライフラワーは、出来上がりがアンティークのような風合いが素敵ですね。生花には無い、違った美しさがあります。

ご両親への花束プレゼントにドライフラワー

結婚式、誕生日、記念日などのお祝いでいただいた花束とかをドライフラワーにしたり、ご両親へのプレゼントにご自身で作ったドライフラワーは
いつまでも心が伝わるお部屋のインテリアとして飾っていただけます。

結婚式にドライフラワーを額縁に入れて生花の代わりに両親へのプレゼント!
ぜひ、ドライフラワー作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。