両親へのプレゼントは他の人とは違った贈物!手作り製本②

中身の製作です

前回は写真の編集まで書きましたが、今回は中身の製作です。
今回からはパソコン、A4プリンター、印刷用紙、フォトショップなどのソフトが必要になります。
A4用紙にそのまま写真を貼り付ける方は今回の準備は不要です。貼り付けの場合は用紙の少し厚めを選んでください。

ページごとに写真を選んでレイアウト

まずは、ページごとに写真を選んでレイアウトしていきます。写真が複数の場合は全体のバランス(縦横)をうまく調整してください。複数写真を重ねる場合はレイヤーなどの機能を使います。
また、用紙を半分に折って製本する場合は四隅に余白をとってください。後で開きの端部分の不揃いを綺麗にカットします。
印刷写真の下などコメントを記入される場合は少し余白が必要になります。レイアウトされたファイル番号はページと同じ番号を振ってください。印刷の際に必要です。

ページごとに印刷

ページごとに写真のレイアウトが終われば次に印刷です。用紙はどちらも両面印刷用紙を使用いたします。
印刷は半分に折って製本するのとそのまま1枚の紙に裏表に印刷して綴じる方法で変わってきます。前回の紙の目を確認していただいて決定してください。
そんなに開き具合を気にされないようであればどちらでもかまいません。1枚に裏表ページごとに印刷するのは簡単ですので、半分に折って綴じる場合のポイントです

まず1ページから4ページの印刷の場合、用紙の表部分は2ページと3ページ、裏部分は1ページ4ページになります。印刷するときにそのファイル番号を間違えて印刷するとページがずれてしまいますので印刷する前に再確認してください。
一度コピー用紙を折ってページごとに番号を振り、本のように重ねてページを確認していくと間違いないです。印刷するときにそのサンプル用紙の番号と同じレイアウト写真番号か確認して印刷します。

製本工程

全てのページ印刷が終われば次に製本工程です。
先ほどの印刷用紙を半分に折っていきます。この場合も折りかたを間違えないようにページを確認します。
全て折り終われば折った部分を揃えて薄い板か厚紙で押さえます。少し折り面が出るくらい残していきます。次にその折った背に木工ボンド等で固めていきます。
塗りかたは細い刷毛など使用していきます。後で用紙がバラバラにならないように塗りますが、少し折ページの隙間にボンドが入るようにしていきます、あまり隙間が大きくボンドが入る過ぎるとページの開きがおかしくなりますので注意です。
塗り終わったらその上に薄い紙を貼ります。先ほどの隙間にボンドが入ってない場合もこの紙である程度つないでくれます。再度この上からボンドを塗れば終了です。その後は板か厚紙で折り目を押さえてください。(はみ出たボンドはきれいにふき取ってください)

製本の方法はコレだという決まりごとは特にありません。自宅にある道具で間に合う場合もあります。いろいろ工夫して楽しんでください。

次回に続きます。